すきづきんブログ

2023/7/23開始

孵化20日目 誕生4日目 弔い

鶏の卵も1個孵化していたのだが、2023/9/13の朝にピーピー鳴いて孵化していた。

とても喜んだ。

そして、ヒヨコは体温調整が大切だから1日は孵化機の中で温めるようにネットに書いてあったので、餌と水を中に入れてそのまま放置した。

仕事が終わって帰って来たら、孵化機の角の板に首を挟まれてぐったりしていた。

俺は慌てて取り外して、ヒナを助けたが、もう心臓の鼓動も、声も聞こえず目を閉じたままだった……。

挿絵(By みてみん)

とても後悔した。

挿絵(By みてみん)

まさか、孵化機の中の左右に動かす柵の隙間に頭を入れて、窒息状態になるなんて……。

生れた時に、そうやって移動することも配慮して柵を取り外したり、布で覆って移動制限をかければよかった。

朝のぴぃぴぃの声を思い出して、自分がこのヒナの命を半日で絶ってしまった罪悪感で泣いてしまった。

本当にごめん……。

他に温め続けたヒメウズラの卵も9/10の17日目から4日、もう生まれないと諦めて最後に割って確認することにした。

※卵が割れて、一部ヒナがでてくるので閲覧注意です

挿絵(By みてみん)

14個の卵の内、5個は中にヒナが居てくるまれた状態で発育が止まっていた。

1つの卵は、ちょっとだけ割れていて、自分の意志で出ようとしていたようだ。

9個は卵の黄身だったので、無精卵だったのか、最初の輸送時に停止卵になっていたのだろう。

俺は彼ら彼女らの亡骸を弔うため、卵となくなってしまった鳥たちを公園の隅っこの木のそばに埋めた。

土を掘り起こし、彼女たちを埋葬し、「また生まれ変わったら会いに来てね」と言って去った。

昨日投稿すべきだったが、あまりにも悲しくてそのまま布団で泣きながら考えていたら翌朝になっていた。

今日は今日で彼女たちの分も生きようと思う。