すきづきんブログ

2023/7/23開始

57日目 再びケージの外に追い出されて亡くなっていました……犯人は誰だ?

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挿絵(By みてみん)

卵が産まれてちょっと嬉しくなった翌日、悲劇が襲う。

朝1匹のヒナを見に行くと、いない。

え!? 網で防御しているはずなのに……それで前に落ちたケージの隙間を探すもいない。

どこに……せめて生きていてほしい。

その願いもむなしく、ケージの外の3メートル先の床で横に足を伸ばしたまま永眠していた。

あれだけ懐いてくれたヒナを二匹失い、それもいままでの「餌や水溺れ」ではなく、「ヒナ自身の乗り上げ事故」でもない。

既に飼っているヒナたちの誰かが冷たい外に投げ出したのである。

5日目のヒナが、冷たい外にジャンプする理由がない。

暖かいところ、お母さんだと思ったところを追いかけて登る習性はある。でもそっちは逆方向だ。

犯人は誰だ?

悲しみ3割、憎しみ7割で、ヒメウズラを飼い始めてから2カ月弱、体験したことがない感情が湧いてきた。

亡くなったヒナをこれ以上傷つけたくない気持ちがあったが、投げ飛ばした犯人だけは知りたいと思い、6匹がいるところに亡骸をおいて撮影をした。

カメラ固定で撮影しながら、自分は別の部屋に行って別のことをして1時間後にビデオを見返した。

冷たくなって、横になっているヒナを誰もつついたり投げようとはしなかった。

これは生きていてヨチヨチ歩きだったり、動くものを追いかけるときに「成鳥のヒメウズラ」の機嫌が悪ければつまんで投げるのである。

新ヒナが元気に歩いてた時に、茶色ヒメウズラがひょいと現れ、つつきながらも掴んで数センチ投げたところを一瞬目撃した。

成鳥までくると、つつくだけじゃなくてつまんで投げることを意識的に行う。

それは排除であったり、嫌いな何かがあれば起きる。

あとは新ヒナ用の餌を横取りすることでも排除するかもしれない。

成鳥のヒナだって、悪気があるわけじゃない。

あまりにも小さいヒメウズラは同種でも色やサイズが違えば、邪魔な敵なのだ。

亡骸を回収して、翌日ヒメウズラたちが眠る土に埋葬した。