87日目 とにかく寄って来るヒメウズラ。脱走して冷えて亡くならないように
一週間ほど生き抜いたヒメウズラは、とにかく早く移動するようになる。
あと、羽をばたつかせて飛んだり跳ねたりする、とても危険な状態だ。
一度、外の音で驚いたタイミングで10センチを策を超えたジャンプをしたことがあった。
その拍子でケージから出てしまい、ピーピー泣いていた。
まさか……過去に生まれたヒナが一週間経過したときに、寒い外に放り投げられて亡くなったことを思い出した。
あれは、親ヒナが敵と認識してつついたり、投げたりしたのを見ていたのだが、一週間後のヒナは自分で高くジャンプして、戻れなくなる。
そうなると、過去にケージから出て朝起きたらなくなっていたパターン、これは親ヒナではなく自力で出てしまった可能性が高い。
とすると、飼い主の自分が天井や壁を作って外に出ないようにするか、部屋全体を温める暖房をつける対策が必要だ。
なんでも興味があるころ合いで、動くものは恐れず進。それが死亡事故につながる。
二週間を過ぎて安定期に入ると、逆に警戒心が強くなって事故死は減る。
ちょうど一週間、興味で外を知りたいときには、かわいくて寄ってくるのはわかるが、しっかり防衛しよう。